ゲーム脳にご用心!

いよいよ夏休み

 今日から42日間の長い夏休みが始まります。規則正しく生活し、普段できないことに挑戦することができれば、大収穫間違いなしです。

 今の子供たちには苦しさや面倒くささに耐える力が不足しているとよく言われます。確かに、きつい運動や練習からは腰が引けます。大切なことはわかっていても、何度も何度も繰り返し行うことは面倒くさいといって敬遠します。少し順を追って考えればわかることでも、すぐに「答えは何?」と聞きます。

テキスト ボックス: <基礎知識>
 脳波にはアルファー波(α波)やベータ波(β波)がある。
・	考え事など頭を使うと前頭前野が活発に働きβ波がよく出る。
・ 安静時にはα波がよく出る。
 夏休みには自由に使える時間がたっぷりあります。物事に根気よく取り組む力をつけましょう。長編の小説を読みきるとか、毎日必ず団地の階段の掃き掃除をする(これは私が小・中学校のときに住んでいた団地で自分がしたことです。)とか、普段できない植物の観察に時間をかけて取り組むなど、自分でねらいを決めてじっくりと取り組み、やりきることが大きな自信と力になります。

 毎日少しずつ前に進む喜びを体感することで人は大きく伸びます。好奇心旺盛にいろいろなものを観察したり、やってみたりすることがとても大切です。ぜひ夏休みを有効に使ってください。

真夏に聞く怖いお話

 暑い暑いと言い、だらだらしてしなければならないことを先延ばしにする。ゲームにどっぷりと浸かる。休み終盤になり気ばかりが焦るけれどやはりTV、ゲームの毎日。結局、何もできずに終わる夏休み。これは、ただ「何もできなかったね」といって済まされない有害な休みの過ごし方です。

 さてここで、ゲームをしすぎると脳にどのような悪影響があるのか、大学の先生の話から引用します。

日本大学教授  森 昭雄 先生のお話>

ゲーム脳はとは

 高齢者痴呆の人の脳を研究していた時、たまたまコンピュータソフトウエア開発者の脳波測定をしました。すると、驚くことに、痴呆老人と同じ脳波を示したのです。

 痴呆の人は大脳の前頭前野(人間性や創造性を司るところ)の働きが低下します。パソコン画面を見続けている人が痴呆の人と同じような脳の状態になることが分かりました。

 

そこで、ゲームをする学生の脳波測定をしてみたところ、次の4タイプに分かれました。

@       ノーマル脳人間タイプ

・ゲームをまったくやったことのない人

普段からβ波がα波より強く出ておりゲームをしても変わらない。

 

A       ビジュアル脳人間タイプ

・TV、VTRを1日1〜2時間見る人

ゲームをするとβ波が一気に下がり、ゲームをやめると元に戻る

B       半ゲーム脳人間タイプ

・1〜3時間のゲームを2〜3回/週 長年やった人

ゲームをする、しないに関わらずβ波がα波といつも同じレベルまで低下する

→日常生活で集中力に欠け、物忘れが激しい傾向がある。

C       ゲーム脳人間タイプ

・2〜7時間のゲームを4〜6回/週 通常やる人

いつもβ波がα波より低い状態になる。(かなり深刻な状態)

→脳にゲームに適した視覚系神経回路が作られ、前頭前野の働きが著しく低下

→時間感覚の低下、学校は休みがち、人間らしさや社会性の低下

→意欲や判断力、理性、創造性の欠如、道徳性の欠如、キレやすい

携帯メールはゲーム以上に怖い

(1)      子どものころのTV漬け

静かにじっとしていることへの不安が増大します。義務教育終了ごろから急激に脳の働きが低下して、大学生ごろに一気に悪化するケースが目立ちます。一流大学には入ったが、インターネット、メール、ゲーム三昧がやめられないような生活に陥ります。

(2)      携帯メールにはまる

今までゲームをやってこなかった人でも、高校や大学で携帯メールにはまると、5年程度で脳の働きが低下します。11時間のメールを大学4年間やり続ければ相当悪くなるでしょう。笑わない、しゃべらない、やる気もない、健忘症といった症状が出てきます。病的な状況は女性に多く見られます。

今携帯メールに取り付かれている若者は5年後、10年後にそのつけがやって来ます。

子どもをゲーム脳にしないための処方箋

(1)      読書をする。

(2)      物事の手順を考えて遊びに集中する。(お手玉、レゴなど)

(3)      自然体験や各種作業の直接体験を増やす。

夢をもたせ、それを実現させるための現在の目標や手順を考えさせることが大切です。親が、家庭でしっかり指導し、学校がそれを助けることが必要です。

森先生の教えをうそと思わず

 暑さが一気に引いてしまうような話でしたが、思い当たる節は新聞記事の事件の中にもたくさんあります。人間の一番人間らしいところが奪われる可能性があるわけですから、子どもの機嫌に左右されず、保護者の強い指導力が必要です。

 

SSSにご参加を

 改めて本校のSSSについてご紹介します。スクールサポートスタッフの頭文字からSSSと略称をつけました。

 この活動のねらいは次のとおりです。

 学校ではいろいろな学習活動を行います。特に、最近強調されることは、個に応じた指導をすることです。一人一人の生徒に丁寧に指導をすることが求められているわけです。

 ひとりで授業を進めるならこの程度が限界だけど、補助してくれる人がいてくれるなら、一人一人にもっと細かく手をかけられる場面は結構多いものです。すぐに頭に浮かぶ場面では、調理や木工、水泳や合唱などの実技では理解しやすいと思います。

 生徒はやったことが正しいのか誤っているのかすぐに知りたがります。解答を持って丸をつけてくれる人がいるだけで授業が変わってきます。

 SSSのねらいの一つ目は教師一人ではできない人の手を授業に入れることです。

 また、特に総合的な学習の時間など、生徒が調べたいな、知りたいな、体験したななどということを学習の中心に据える授業では、教員の能力の限界を超えることは日常的に起こります。

 そのようなときには、そのことを職業にしている方や専門に研究をしている方に直接ご指導願えれば、どれほど生徒が幸せか知れません。現に、職業体験などは本物に触れる貴重な機会となっています。

 3年生の福祉体験では手話のコースに、実際に聾者の方がお見えになり、自分の体験を手話でお話になりました。その話を聞く生徒の眼光がいかに真剣そのものだったことか。本当のことを目の当たりにしたときの自然な反応なのでしょう。

 SSSのねらいの二つ目は本物、本当のことに出会わせる授業を作ることです。

 現在、学校図書館の貸し出し作業や図書の整理にSSSのお力をいただいています。その方達のご協力で読み聞かせの会も開いていただいています。また、学期末の大掃除のときにもSSSのお力をいただいています。

 SSSのねらいの三つ目は学校にある教育環境を有効活用したり、整然とした環境をつくったりすることです。

 ぜひSSSの趣旨をご理解いただきまして、多くの方にご参加いただけるようお願いいたします。ご近所の方にもお声をおかけください。

 

学校の今

3年生福祉体験

 74日(火)から、14日(金)までの総合的な学習の時間を使って、3年生がいろいろな福祉の体験とともに、障がいのある方などの活動体験をしました。この活動を成立させるために、以下のような多くの方々にお世話になりました。

1 車椅子体験…個人ボランティア4人

2 ブラインドウォーク…ボランティアセンターの方2人

3 点字体験…「三鷹きつつき会」4人

4 手話体験…「鷹の会」8人

5 高齢者体験…東京ガス2人

 このときの様子を三鷹ケーブルテレビが放映してくれました。どの体験も、ほとんどの生徒が始めての体験だったことでしょう。始めは少し敬遠気味の生徒もいましたが、実際に体験してみると障がいのある人の苦労が実感できたことでしょう。

 高齢者体験で、右足首をギブスのような器具で固定し、ひざ関節にサポーターのようなものをきつく巻きつけ動きを極度に制限しました。さらに、足首に重りをつけ、上衣のベストのポケットに重りを入れ、視界が不良となる特殊眼鏡をかけました。その生徒がとても不自由そうにしながら、「校長先生もこうなの?」と真剣な表情で言ったので、「いや、まだそれほどでもないけど」と答えるのが精一杯でした。

 一部の生徒がボランティアの人がもってきてくれたいろいろな器具で遊んだり、乱暴に扱ったりしました。それが残念なことでした。

 これらの体験を生かして、いろいろな弱い立場にある人と一緒に生きていく社会の一員としての心構えをつくってほしいと思います。

2年生音楽鑑賞教室

 7月11日(水)に公会堂で音楽鑑賞教室がありました。開会のあいさつの後、指揮者と楽団の人がそれぞれの楽器を持ち席に着き、指揮者が登場すると拍手も鳴り止まぬうちに、ジャジャジャジャーンとベートーベンの「運命」が始まりました。結構衝撃的でした。

 お話の朝岡さんが軽快な調子で楽器の紹介や曲目のガイドをしてくれたお陰で、とても音楽を身近に感じることができたと思います。特に、吹奏楽部の人たちは自分たちも演奏した「スターウォーズ」で楽器紹介をしてくれたので、とてもラッキーでした。鑑賞態度もよくできたと思います。

1年生都内めぐり

 713日(木)、都内にある博物館や科学館などの施設を班行動で訪れる行事を行いました。1年生は中学校に入学して初めて1日全部を班行動する活動に挑戦しました。

 訪問先はかなり広範囲になりましたが、各クラス6班ずつの18班は、午前・午後に各1箇所の施設を巡りました。

 初めての駅で、また初めての施設で迷ってしまった班もありました。しかし、それも今後の行事を発展させていくのに良い体験になったことでしょう。

 報告、連絡、相談、いわゆる「報連相(ほうれんそう)」を確実にする、臨機応変にすることで安全、安心が確保できることも学びました。

朝読書

 6月に実施した朝読書は、いつもの8時30分より5分早めての登校とし、10分間の朝読書でしたが、生徒にアンケートを取りました。

・時間通り始められたか。

  76%の人が830分以前に読み始めたと答えました。よく頑張りました。

10分間はどう感じたか。

  78%の人が短く感じたと答えました。特に、女子だけでは、86%の人がそう答えました。かなり集中できたと考えられます。

・朝読書をしての感想はどうか。

  75%の人がやらないよりやってよかったと答えました。

 本が好きになってほしい、短い時間でも集中できる力をつけてほしい、朝の落ち着いた時間を作りたい、一時間目から頭をフル回転させてほしいなどの願いをもって始めた朝読書です。第一回の朝読書は生徒の支持を得ることができた考えます。生徒の大半はある種の心地よさを感じたものと思います。これが勉学の場所に必要な雰囲気というものなのでしょう。

 まだ解決しなければならない課題もありますが、よりよく実施できるように取り組む方法を工夫して参ります。是非、ご家庭でも読書の時間や場所を確保するなどの工夫をしてください。

生活は

 期末試験がありました。生活委員会で勉強道具を学校に置いて帰った人を調べました。1年生は7%、2年生40%、3年生66%の人が該当しました。学年が進むと多くなるのは残念です。

 生活委員の生徒は自主的にこの取り組みをして、五中生の学習に向ける姿勢を向上させようとした、立派な活動です。

このような結果が出て、「なんだ、こんなに置いて帰っている人が多くいるんだ。」と安心したり、気持を緩めたりしてはいけません。ご家庭でも、学習道具はきちんと持ち帰り、家庭での学習を習慣付けるようご指導ください。

授業については暑さも手伝い、だらだらしたり、私語が多かったり、授業遅刻が激増したり、教室内や時には教室外の立ち歩きがありました。もう一度自らの行動を点検するようにしてください。

一番気になることは、言葉遣いです。生徒や先生に向って、身体に関することや人格を否定するような言葉を遣う生徒が多くいます。相手が反撃しない、できないと思うと激化します。面談などでそのような指摘があった場合にはご家庭でもよく話し合ってください。そのような行為が習慣化した場合には、必ずや自分に不利益を及ぼします。後悔先に立たずです。

学校の全ての物は税金でまかなわれています。税金はお子さんのいらっしゃらない人も払っています。自分の子もいない学校に税金が使われ、しかも故意にそれが壊されているとしたら、腹が立つでしょう。大切に使いましょう。税金は有効に使いましょう。

 

ボランティアの窓

 1学期にはいろいろなボランティアに多くの生徒が参加してくれました。外部のいろいろな団体から五中生にボランティアの要請があるのですが、応募してからほんの数日で定員の人数に達してしまいます。もう少し応募期間を長く考えていても、早めに募集を締め切らなければならない状況です。とても嬉しいことです。できれば、もっと定員を多くしたり、ボランティアの機会を増やしたりしていただくといいのだが、などと都合の良い考えをしています。

     4月のコミュニティーセンサー祭り

地域の住民協議会、青少年対策委員会、交通対策委員会、福祉関係施設、丸池の里わくわく村関係の方など、地域の方々に多大なご配慮をいただいていることに深く感謝申し上げる次第です。

 生徒全員が一年に一度でもボランティアを体験できるようになること、そして毎週土曜日に1ヶ月以上継続するようなボランティアをする人が出てくることが実現できたらすばらしいと思います。

       

 

 

           真っ赤な月下美人が開花