HTMLとはHyper Text Markup Languageの略で、みなさんがご覧になっているこのページも含め、ホームページのほぼ全てがHTMLという言語で書かれています。HTMLを一言で言うならば、
です。これだけでピンと来た人は、おそらくこの先を読む必要はないでしょう。SGML (Standard Generalized Markup Language)というのは、文章に「タグ」と呼ばれる文章の性格(論理的な意味合い)を表す記号を付けて記述する方法を定めた標準のことです。そのタグの種類を定めたものをDTD (Document Type Definition)といいますが、HTMLはこれのひとつです。
かつては、様々な独自使用のHTMLが氾濫し、ブラウザーによって表示されたりされなかったりといった具合に、非常に困った状態にありました(今も完全には解決していませんが)。現在では、W3C (World Wide Web Consotium)が勧告を出し、世界中がそれに従うように推奨されています。つまり、W3Cの定めたHTMLを使えば、より多くのブラウザーで正しく表示されるページを作ったことになります。
理屈はさておき、実際にHTMLで書かれた物を見ていただきましょう。
<HTML>
<HEAD>
<TITLE>HTML is very easy!!</TITLE>
</HEAD>
<BODY bgcolor="#ffffff">
<H1>HTMLは簡単です</H1>
<P>HTMLなんて、誰でもすぐ書けるようになります。安心してください。</P>
<P><IMG src="img/sample.gif" alt="[サンプルの絵]"></P>
<UL>
<LI>簡単に覚えられる。
<LI>そして、便利。
</UL>
</BODY>
</HTML>
いかがでしょうか。ややこしそうに見えても、実は簡単なルールがあります。
では、今度は各タグ間の関係を見てみましょう。上の例を図で表すと、こんな感じになります。
![[ツリー図]](11_what.files/11_what_tree.gif)
文章全体は<HTML>で囲まれています。この文章全体にHTMLという性格が付けられたわけです。その次に<HEAD>で囲まれた部分と、<BODY>で囲まれた部分があります。それぞれヘッダーと本文という性格が付けられたわけです。さらに見ていくと、<TITLE>で囲まれたタイトルや、<P>で囲まれたパラグラフ(段落)や、<UL>で囲まれたリストなどがあります。
このように、タグを付けていって、文章をある単位で性格付けしていくことが、すなわちHTMLを書くことなのです。Netscape NavigatorやInternet Explorerのようなブラウザーは、その性格付け(タグ)に合わせてレイアウトをし、きれいに表示してくれるわけです。つまり、私達は情報として残したい文章に性格付け(タグ付け)をするだけで、ワープロのようなレイアウト修正から解放され、内容の充実に力を注げるわけです。というのが建て前ですが、実際には完全にレイアウトの修正作業からは解放されていないのが現状です。
理屈もこれくらい書くと、いいかげん飽きてきますから、早速、HTMLで文章を書く方法を、具体的に説明しましょう。