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としょかんだより5月号
ようこそ本の森
平成13年5月
図書館
 
 みなさん、こんにちは! 5月は詩<し>の本をしょうかいします。
声にだしてよんだり、よんでもらってきいたり、にほんごのうつくしさを、
たっぷりあじわってくださいね。

★としょかんを詩だらけにしちゃおうキャンペーン実施中!
みんなのすきな詩や、自分で書いたお気に入りの詩をおしえてください。
名前を入れて、としょかんに貼りだします。

★くどうなおこさんに会ってきました!
 ゴールデンウィークに<のはらむらまつり>なるものがあり、
「のはらうた」でおなじみの工藤直子さんにお会いすることができました。
くどうさんは、いつも<のはらみんなのだいりにん>として詩を書いているだけに
、どうぶつや草木などしぜんがだいすきな、元気なおばちゃんでした。
みんなへのメッセージも書いてもらいました。
「願(ねが)えばなんとかなるものさ。えいっあたってくだけろ!」
というおことばです。としょかんにかざってあるので、見にきてね。
●のはらうたホームページもたのしいよ! http://noharauta.com/index.html

今月のおすすめ本
声にだして、耳できいて 詩のせかいをかんじよう!
 
『えほんあいうえお』
 
あいつ あきれた あばれんぼ
いじわる いっぱい いじめっこ
うしの しっぽを ひっぱった
えんやら えいと ひっぱった
おこって うしは おいかける
(やまもともりひさ あかね書房)

ぱぴぷぺぽっつん まど・みちお
ぱぴぷぺぽっつん あめがふる
やつでのはっぱに ぱらつくほどに
ぱぴぷぺぽんぱら ぱんぱらぱん
たちつてとんまに あめがふる
とたんのいたやね たいこでござると
たちつてとんたた たんたたたん
(後略)
『にほんごにこにこ』(理論社)より

あいしてる 谷川俊太郎
あいしてるって どういうかんじ?
ならんですわって うっとりみつめ
あくびもくしゃみも すてきにみえて
ぺろっとなめたく なっちゃうかんじ
 
あいしてるって どういうかんじ?
みせびらかして やりたいけれど
だれにもさわって ほしくなくって
どこかへしまって おきたいかんじ
(後略)『いちねんせい』(小学館)より

ハンプティ・ダンプティ へいにすわった
ハンプティ・ダンプティ ころがりおちた
おうさまのけらいをみんな あつめても
おうさまのけらいをみんな あつめても
ハンプティを もとにはもどせない
マザー・グースのうた1』(草思社)より

星とたんぽぽ 金子みすず
青いお空の底ふかく、
海の小石のそのように、
夜がくるまで沈んでる、
昼のお星は眼にみえぬ。
見えぬけれどもあるんだよ、
見えぬものでもあるんだよ。
 
ちってすがれたたんぽぽの、
かわらのすきに、だァまって
春のくるまでかくれてる、
つよいその根はめにみえぬ。
見えぬけれどもあるんだよ、
見えぬものでもあるんだよ。
※「わたしと小鳥とすずと」の金子みすずさんには他にもすてきな詩がたくさんあります。
みすずさんへの思いを書いた手紙を集めた『みすずさんへの手紙』もすてきです。
『みすずコスモス』(矢崎節夫・編 JULA出版)より

どうしていつも まど・みちお
太陽
そして
やまびこ
ああ 一ばん ふるいものばかりが
どうして いつも こんなに
一ばん あたらしいのだろう
『せんねんまんねん』(童話屋)より

人間の詩 山村暮鳥
ぼくは人間が好きだ
人間であれ
それでいい それだけでいい
いいではないか
ぼくは人間が好きだ
人間であれ
此の目 此の耳 此の鼻
此の手と足と なんといおうか此の立派さ
(後略)『おうい雲よ』(岩崎書店)より

俳句はいかが』(五味太郎 岩崎書店)
絵本作家の五味太郎さんが俳句について書いた本。
<菜の花や月は東に日は西に> (谷口蕪村)
のような名句について解説したり、自作の句
<ふりむけばおくれて来たるゴリラかな>
について語っていたり、
ぴりっとした俳句の魅力が伝わってきます。

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