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担当 吉川伊豆美

図書館だより6月号

■ようこそ本の森へ
みなさん、こんにちは! 6月は、雨の日が多く、いえの中ですごすじかんがふえますね。また、読書じゅんかん もはじまりました。こんな時こそ、としょかんをじょうずにりようして、じっくりたくさん、本を読めるといいですね。
■★6月7日〜6月19日は、どくしょじゅんかんです。
 6月7日から2週間の読書じゅんかんが始まりました。朝の10分間読書のじかんがありますから、少しながい本でも 読めそうですね。ぜひとしょかんの本もりようしてね。
■★詩の人気とうひょうをおこないます!
 5月からみんなにすきな詩をおしえてもらい、としょかんの詩はますますたくさんになってきました。おしえてくれたひと、 どうもありがとう。そのなかから、今いちばん人気の詩をひとつ、えらびたいと思います。としょかんにはってある詩のなかで、 自分がいちばんいいなあと思うものをひとつだけえらんで、とうひょうしてください。

 とうひょうする日:6月14日(月)〜6月18日(金)まで
 昼休みと放課後に投票用紙と箱を用意します。
 とうひょうできるのはひとり1回だけです。

 ※まだおすすめの詩がある人は6月14日までにもってきてね!
 

■◆作家の今西祐行さんのおはなしを聞いてきました。
 4年生には、教科書でおなじみの『一つの花』のおはなし。一つだけちょうだい、というせりふがとっ ても印象深い作品ですね。さる4月22日、このおはなしの作者・今西祐行さんの講演会に行ってきました。

 今西さんは現在76歳。とてもやさしい目をした方で、現在は私立農業小学校を作ってその校長先生もな さっているそうです。ゆみこの、「ひとつだけ」というせりふは、戦後のまだ食べ物がじゅうぶんでなかった頃、 ご自身のむすめさんがはじめて覚えた言葉「とつちょうだい」からきているそうです。それでも、戦争中のよう に子どもを置いて戦争に行かなくてもいい、ということがありがたく感じたそうです。

 また、今西さんはひばく直後の広島に救援隊としていった経験から、『ゆみ子とつばめのおはか』(偕成社) を書いた話や、子どもの頃に出会った朝鮮の人の思い出から書いた『ハコちゃん』(あすなろ書房)についての お話をしてくださいました。

 『ハコちゃん』の本にはサインをいただいてきました。としょかんには、ほかの作品もあるので、きょうみの ある人は読んでみてくださいね。

■今月のおすすめ本      すくすくのびる みどりの本

★1.2年生向き

『はちうえはぼくにまかせて』ジーン・ジオンさく   ペンギン社
 なつやすみ、おとうさんがいそがしくて、どこにもいけないトミーくんは、きんじょのひとのはちうえのおせ わをすることにしました。あつめてきた、はちうえのおおさに、おとうさんもおかあさんもびっくり。トミーく んもまいにちねっしんにせわをしますが、あるひ、はちうえがおおきくなりすぎて、いえがばらばらにこわれて しまうゆめをみます。
 さあ、トミーくんはどうやってかいけつするのかな?

『ポットくんのおしり』真木文絵さく 福音館書店
 にわのかたすみにわすれられた、うえきばちのポットくんは、おしりのあながすうすうして、しかたありません。みんなに「おしりにあな、あいてますか?」と、きいてまわるうち、やっぱりわすれられたヒヤシンスのきゅうこんにであいました…。  ふたりはうまく、はなをさかすことができるでしょうか?  うえきばちに、なにかうえてみたくなりますよ。


★3.4年生向き

『ジャックと豆のつる』ジェイコブズさく 岩波書店
 むかし、ジャックが牛ととりかえて手に入れたまほうの豆をまいてねると、よく朝には天までとどく豆のつるになっていて…? という「ジャックと豆のつる」など、よく知られたイギリスの民話のほかに、こわーい「フォクス氏」のおはなしや、おかしな おかしな「おばあさんと子ぶた」のおはなしなどが、たくさん入っています。

『縄文杉に会う』立松和平さく 講談社
 縄文杉とは、鹿児島の南の浮かぶ緑の島・屋久島に、7000年以上も生きている杉の木です。この縄文杉とそのまわりの屋久島 の自然のすがたを、わかりやすいことばと、うつくしい写真でかたってくれます。森はすべての始まりなのです、という言葉が よくわかります。「もののけ姫」のシシ神の森のモデルともいわれる、ふかい緑の森を見ると、心が洗われるようです。写真だ けでも一度、見みては?

『クヌギ林のザワザワ荘』富安陽子さく あかね書房
 空とぶ雲を研究中の矢鳴先生は、こわがられて、町のアパートから追い出されてしまいます。移り住んだのは、あやしげな 「猫股不動産」に紹介された山の中のザワザワ荘でした。住人は化ける練習中のキツネの母子に、人のたましいを集めている 「アズキトギ」、そして、水の中から追い出された「水の精」と、かわった連中ばかり・・・。日本の妖怪が活躍するなんと も楽しいお話です。

『マクブルームさんのすてきな畑』S・フライシュマンさく あかね書房
 「おっちゃんの畑のことを話してみよか。たった1エーカーやけど、あれはほんまにええ畑でなあ・・・」と、明るい関西弁 でかたられる、マクブルームおっちゃんの畑のおはなし。この畑では、うえるが早いか、びゅんびゅんのびて実がなるんだって。 できたとうもろこしはなんと、大きすぎて、ひと目で半分しか見られなかったとか! 正直者?のおっちゃんのはなし、たっぷ り楽しんでみて!


★5.6年生向き

『おいでおいでの木においで』石井睦美さく 教育画劇
 ぼくんちには、二階のぼくの部屋に向かっておいでおいでをしているみたいに枝をのばしている木が一本ある。この木をぼく とお兄ちゃんは「おいでおいでの木」と呼んで、おかあさんにないしょでよく登った。でもある年、おにいちゃんは部屋を移っ て、おいでおいでの木にも登らなくなってしまったんだ…。「5月のはじめ、日曜日の朝」の作者石井睦実さんの描く男の子の ものがたり。

『ねずの木 そのまわりにもグリムのお話いろいろ』センダック選・絵  福音館書店
 “母さんがぼくをころした父さんがぼくをたべた妹のマルレーンが
 お骨をかきあつめ絹の布につつんでねずの木の下においたキュイット
 キュイット ぼくってなんてきれいな小鳥!”
 という「ねずの木」のおはなしのほか、ちょっと怖いグリムの昔話集です。
 センダックのイラストがきいています。

『きんいろの木』大谷美和子さく 講談社
 5年生の未来を主人公に、養護学校に通う兄の光、受験をひかえた次兄の悠、そして父さん母さんという家族をさわやかに えがきます。光のことは好きだけれど、光にふりまわされ、ひとりぐらしを夢みている未来。でもやはり、光を中心にまとまり、 なぐさめられている家族に気づいていきます。きんいろの木とは、きんいろの時間を共有した兄弟の木として庭に植えることに 決めたきんもくせいの木のことです。

『木を植えた男』ジャン・ジオノさく あすなろ書房
 荒れ地に木を植え続けて、ついにゆたかな森をつくってしまった男がいた。
 何十年も昔のこと、「わたし」が最初に会ったとき、男は焼けるような乾いた土地で、羊を飼い、そしてドングリをひとつひ とつ植える暮らしをしていた。10万個の種を植え、うち2万個が芽を出し、1万個が木になるところまで生き残る、という気が 遠くなるような仕事だった。今やすっかり森になったその土地の向こうで老人はなおも変わらぬ暮らしを続けているのだった…。

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