学校通信2002年10月7日号

目次

道の途中 校長 中村 勉
10月の行事予定
二小サポートスタッフ通信 Mジョイ担当
10月の生活目標「丈夫な体をつくろう」 生活指導担当
運動会を終えて 各学年

 

道の途中 〜これからの学校文化の創造を目指しつつ〜

校長 中村 勉

 9月29日、誰もが予想をしていなかった天候。本当にありがたいことでした。運動会には、たくさんの保護者・地域の皆様がご来校くださいました。ありがとうございました。

PTA役員・運営委員、教養体育部、Mジョイ保護者会等の皆様が計画的な運営・献身的なサポートをしてくださいました。また、後片付けにはたくさんのお父様・お母様、地域の方々が積極的にお仕事をしてくださいました。本当にありがとうございました。

 今年度の運動会は、「日々の体育授業時間の中で獲得した運動・技を中心に発表する」「9月に計画されている体育時間の中(8時間30分)で学習活動を展開する」「各運動の基になる力『走』の指導を重点にする」の3点を基本において、1学期より取り組んできました。

 その結果、次のような成果を得ることができました。

1、子どもが1学期から1時間1時間の体育学習に具体的なめあてをもって取り組む姿がありました。

2、できる喜び」「のびる喜び」「認め合う喜び」「励ましあう喜び」「高め合う喜び」「工夫する喜び」を個で、集団で味わう場面が数多くありました。

3、子ども達は、発表の場から学びの場として、運動会当日もさらに自己の力、チームの力を伸ばす場として取り組んでいました。

4、1年生から6年生まで『走る』姿が今まで以上に美しく力強くなりました。

5、9月の他の教科・領域の時間を年間計画どおりにほぼ実施することができました。                              

実は昨年度9月の体育学習時間は表現(民舞・ダンス)を完成し、発表するのにおよそ20時間〜30時間をかけていた事実がありました。皆様より大変好評を得ていたのですが、年間105時間の体育学習の総時間の2割以上を占めていました。たくさんの運動領域があるにもかかわらずバランスを欠いた実施時数でした。運動会終了後2週間(6時間)ほど体育学習をせずに他の教科・領域の時間に充てていましたが、それでも他の教科・領域の学習時間に影響を与えていました。また、子ども達にとって、2週間体育学習がないことは大変苦痛でもありました。

この現状を打破したい。また、今年から各学年の体育時間の総時数が90時間になりましたので、今まで以上にバランスよく体育学習の年間計画を作成し、学習を展開する必要があるということから、昨年度、教員が様々な角度から検討した結果、この運動会になったのです。

「表現がなかったことは寂しい」「運動会は華やかさがあってもいいのでは」「同じような競技が続くので見ていてあきがきた」「5・6年生の子ども達・先生方が常に動いていて気の毒であった」「他の学校で実施できているのにどうして表現をしなかったのですか」「限られた時間時間というが、子どもにとって、私にとって思い出として残らない運動会になったのでは」「時間、時間というならば、もっと日々の1時間1時間の授業を工夫し、時間をあみだす努力をなさったら」「きちんと声を出すところは声を出させる。座るところは座らせる。低学年のときこそ基本は指導すべき。低学年の時にこそ指導をきちんとすれば身につくし、時間はあみだせるのでは」「校長が閉会式の時に個人名をあげて注意したのはいかがなものか。ただ注意を受けたお子さんはにこにこしてきちんとしたことには感心した。また、式後、校長がそのお子さんのところにいき膝を折って会話をしている姿を見て、安心した。うちの子は校長さんに名前覚えられているのかな、なんてへんなことをその様子を見て考えてしまった」等のご意見・ご質問をいただきました。

また、「学校教育の全体を考えての行事のあり方について再考するときでは」「今年は、今年でよかった。私達の経験・体験で評価・感想を述べるのは危険かもしれません」、「表面的な出来栄えを論じることより、保護者自身が自分の子にどういう力を本当に身に付けさせたいのかを考えることが大切なのでは」、「子ども一人一人が真剣に取り組んでいる姿が、顔・体・動作から今まで以上によくわかった」「リーダーがいなくても子ども達はしっかり応援するのですね」「6年生のリレーのバトンパス素晴らしかった」「5・6年生の走りはしっかり大地をつかんでいた」「3年目をむかえた自由参加の2小音頭は今まで以上の参加数であった。継続は力ですね」「大人の見学マナーよくなりましたね。自転車の移動の放送は残念」「7時45分開門ということだったので門の外で待機していたら、6時を過ぎたら先生方が次々と校庭に出てきて準備を始めたのには驚いた。来年は、お手伝いしようかなと思いました」等のご意見・ご感想もいただきました。

 子ども達の取り組みは、体育学習の中で、今まで以上に「速くなりたい」「上手になりたい」「技を獲得したい」とう学びの意欲を強く出していました。確かに表現(民舞・ダンス)にも「挑戦したかった」という意見もありました。

今年度の運動会がベストであったとは考えていません。いただきましたご意見・ご感想を大切にし、情報を収集し、限られた時間の中で、何ができて、何ができないのかを教職員全員で考え、次年度の方針を考えてまいります。

そのもとになるのは、どのような力を一人一人の子どもに学校が責任をもってつけることができるのか、です。

私たちは今に生きています。だからこそ、今だけを考えて「楽しければよい」という教育のあり方、風潮を私たち大人が真剣に考えていくときではないでしょうか。

新たな学校文化を創造するために大人が知恵を出し合うときです。子、この子の子、この子の孫を考えて。

 

 

10月の行事予定

(B時間割)

7日(月)午前授業(教育委員会訪問のため)

8日(火)避難訓練

(集団下校、6校時なし)

9日(水)二小タイム 

10日(木)社会科見学(3)

(A時間割)

14日(月)体育の日

16日(水)二小タイム、

竹とんぼ教室(5、6年希望者)

(B時間割)

21日(月)環境整備、クラブ活動 

24日(木)理科見学(4年)

22日(火)授業公開日(2〜6校時)

23日(水)児童集会

28日(月)お話朝会、クラブ活動

30日(水)音楽朝会

 

二小サポートスタッフ通信

 今年度、三鷹二小吹奏楽クラブは「三鷹二小Mジョイ吹奏楽団」として生まれ変わりました。MはMusicのM、つまり音楽を楽しむ仲間として、生まれ変わりました。学校運営だけでなく、地域に根差す団体を目指し、保護者の会が運営にあたっています。開かれた学校づくりを目指す中で、Mジョイの果たす役割は大きくなっています。

 指導に、サポートスタッフとして何人かの方が登録してくださっています。皆さん、それぞれの専門パートの指導に入り、子どもたちの演奏の基礎練習に携わります。子どもたちにとっては、「憧れの先輩たち」です。

 練習日程は、主に月曜日と木曜日、それと第一土曜日、第三土曜日に、2階音楽室で練習しています。今後の予定は、10月に井口コミセンの運動会参加(二中とのジョイントもあります)、11月に「二小学習発表会」、「三鷹市吹奏楽のつどい」、1月に「Mジョイ演奏会(二小体育館)」、2月には「東京都小学校管楽器演奏会」と演奏会の予定があります。

 まずは、演奏会にいらっしゃいませんか。なにも準備はいりません。“音楽が好きなこと”、それが条件です。ともに音楽を楽しみましょう。お待ちしております。

 

今月の生活目標 「丈夫な体をつくろう」

9月24日から27日まで交通安全週間にご協力下さいまして、ありがとうございました。朝の忙しい時間、子ども達の安全のために路上で見守ってくださった方々に心から感謝いたします。その中でいくつか子ども達が今後注意すべき点がありますので、みなさんにお知らせしたいと思います。

@    人見街道の横断歩道…学校の南側に人見街道をわたる横断歩道があります。歩行者用の信号もあるのでそこを渡ることは比較的安全なのですが、そこを渡らずに信号のない道路を渡る姿が見られるそうです。人見街道はご存知の通り道幅はそれほど広くありませんが、交通量は結構あります。人も車もあわただしい朝の通勤通学時間はみんな気がせいています。そうした状況で横断歩道のないところを渡るのは非常に危険だと言えます。

A    二小の西側、リサイクル工房から南は続く通学路は、車の通りもほとんどありません。そのため、道幅一杯に広がって歩いたり、鬼ごっこ等をしていて急に飛び出して自転車にぶつかったりと、ご迷惑をおかけしている様子も見受けられます。

交通安全週間だけではなく日頃から安全に歩行することは、誰のためでもない自分の大切な命を守るために欠かせないことです。歩くだけはなく、自転車の乗り方も含めて、ご家庭で再度話し合っていただけるようお願い致します。

さて、10月の生活目標は「丈夫なからだをつくろう」です。丈夫な体を作るために、必要なのは、規則正しい生活です。朝、昼、晩と三食をバランスよくきちんと食べること、早寝早起きを心がけること、毎日適度に体を動かすことなど昔から体作りに大切なことはたくさんありますが、体は何をするにも基本です。そして、努力しなければ丈夫なからだはつくれません。自分でめあてをもってまずはひと月、取り組んでいきませんか?

 

 

運動会を終えて・・各学年から

1年生

 1年生は、小学校になって初めての運動会です。1年生なりに全力を出し切りがんばりました。

「四十メートル走」は、練習の時よりも、まっすぐに全力でじょうずに走れました。ころんだ子も最後までがんばって走りました。「6位だったけど楽しかった。」という感想も聞かれました。

 「玉入れ」は、練習の時は2対0で赤が勝ちましたが、本番では白も頑張り1対1の引き分けになりました。「赤白おたがいに力いっぱいがんばって気持ちよかった。」という感想が聞かれました。

 「折り返しリレー」は、練習の時より、コーンの回り方やバトンパスの仕方がじょうずになりました。

 「アニマルパーティー」は、「はずかしかったけど、動物になってがんばった。」「動物になりきって、気持ちよかった。」という声がたくさん聞かれました。

 子どもたちにとって、とても楽しい運動会だったようです。

 

2年生

「先生、テルテルぼうず、10個作ったよ。」「ぼくも」・・・たくさんの子ども達のテルテルぼうずがきいたのか、29日に無事、運動会を行うことができ、2年生はポップコーン、折り返しリレー、おたすけつなひき、50m走に出場しました。

その4つの種目の中で、子ども達が「がんばりたいこと」「絶対1位になりたい」と言っていたのが、折り返しリレーでした。練習の時にはコーンを逆に回ってやり直し、次の走者にコーンを回らずにバトンパスしてやり直し・・・悔しい思いをした子ども達がたくさんいました。そしてどきどきしながらむかえた本番、大まわりをしてしまったり、くつを落としてしまったりというハプニングはありましたが、どの子ども達も一生懸命で、走っている顔がなんてかっこいい!・・・と2年生に惚れ直した,リレーでした。

 

3年生

 「先生、筋肉痛なので保健室にいってきます。」「足が痛いから見学します。」「縄跳びをしたら、おなかが痛くなった。」等々。練習が始まった当初は、「おい、おい頼むよ。」といった状態。そんな心配は無用。休み時間にも自主的に仲間と連れ立って大縄の練習をしたり、バトンパスの練習をしたりと、子供たちのパワーの凄さに脱帽。「大縄を連続して跳ぶなんて、どうせ走るのは苦手なんだ。」と思い込んでいた子も練習を重ねていくうちに夢中になって取り組む姿が見られるようになり、「やればできる。」という自信がついてきました。本人の努力は勿論のこと、友達の励まし、お手伝いをしてくれた方々、みんなの力で3年生の子供たちの本気で取り組む美しい顔を見ることができました。運動会が終わっても、休み時間にみんなで大縄に興じている姿が見られます。運動会で得たことを、日常化している姿に、目を細めている次第です。

 

4年生

今年からリレーが入り、子ども達は意欲満々。「ハイ!」といってバトンを渡すこと、バトンゾーンを守ることなどに注意しながら練習しました。バトンパスの時衝突したり落としたり、メンバーが全員揃って練習できなかったり・・・。それでもグループごとに反省をし、作戦を立ててチームがまとまったことは大きな成長です。「またやりたい。」と話す子ども達です。また、学年の発表のマットは、なかなか技が完成できず、曲に合わせられませんでした。でも、ノリのいい曲に合わせて子ども達自身でカウントを取り始めてからは、動きが揃ってきました。練習を見ている子が拍手でカウントを取って見守るあの一体感は、4年生の大きな財産です。休み時間に友達と体育館で練習に励んだ子、家で練習した子。日に日に笑顔でマットに取り組む子が増えました。「マット好きになったよ。」「楽しかったな。」「○○ができてうれしい。」という声が何よりの成果です。

 

5年生

この運動会で五年生として重点的に取り組んだのは、とび箱とリレーです。最初、とび箱を選んだとき、「本当に校庭でとび箱ができるのだろうか?」ととても不安でした。しかし、そんな不安を拭い去ってくれたのは、今までにない意欲的な取り組みを見せてくれた子ども達の姿でした。台上前転に取り組み、初めてその技ができた子どもの輝いた顔を見たとき、私達はこの取り組みが間違っていなかったことを実感しました。リレーも一学期から取り組んではいたのですが、運動会に向けて練習を始めた時の子ども達の姿は、やはり違っていました。満足にバトンを渡すことも、トラックを上手に使って走ることも、一学期よりも随分上達しました。五年生のよいところは、学年としてとてもまとまりのあるところですし、パワフルなところです。そのよい面が運動会で発揮できたと、今振り返って思っています。最後までがんばりとおした5年生103人に担任から大きな拍手を贈りたいと思います。

 

6年生

5年生と6年生の合同練習の後、互いにリレーの練習を見合うことになりました。初めは5年生。次に6年生が走りました。行儀よく観戦していた5年生からゴールと同時に感嘆の拍手が起こりました。実に盛大な拍手をもらい、手本としての役目を果たしました。

 本番でも、小さい学年から見て、走り方が「かっこいい」との感想を少なからずいただきました。また、走り高跳びの時、会場から「とべ、とべ」コールを上げて応援していただきました。大きくなったらあんな事も出来るのかと期待して見てもらったのなら、6年生はうれしいです。

  本番直前の練習になって帽子忘れが目立ち、何度も同じ注意を受けないこと、話をよく聞き、しっかり反応することと、改めて厳しく注意する場面もありました。まだ課題は多いのですが、よく努力してくれたと思います。



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