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平成20年度
学校経営にあたって

 三鷹市立第三中学校長 安原 美代


1 はじめに
「生徒と共に」
 「生徒と共に − 愛情たっぷり可愛がり、しっかり鍛える − 」
 公立学校の使命は受け入れたすべての生徒、ひとりひとりの能力を最大限引き出すことにあります。また、社会に貢献し、自己実現を図ることのできる人の育成には、社会性の育成も大きな使命です。
三鷹市立第三中学校は創立以来多くの先人によって培われてきた歴史と伝統を持つ学校で、本校に寄せる保護者・地域の期待と関心は高く、学校への支援活動も活発です。本年度は「学校運営連絡協議会」が設置され、三中学区がひとつとなったコミュニティースクールに向けて活動開始します。本校は地域にある学校として、保護者・地域の方とともに平成21年度三中学区小中一貫教育校開設準備にあたります。また、平成21年度には特別支援学級も開設されるのでその準備も進めます。一方、新指導要領に基づく教育課程改編も視野に入れ、研究をすすめます。
「生徒と共に」あることを基盤に、生徒理解を深め、生きていく上で欠かせない基礎学力、豊かな心、社会性などを集団生活の中で身につけさせるために、着実な教育活動に取り組んでいきます。


2 教育目標
人権尊重の精神を基調として、教育活動すべての場面で、教育目標の具現化を目指します。
・ 心を大切に
◎時間を大切に
・ 物を大切に


3 目指す学校
(1)目指す学校
(1) 友達となかよくしたい
(2) 勉強ができるようになりたい
(3) 自分の得意なものを見つけ、自信をつけたい
(4) 先生と仲良くなりたい
このような生徒の願いを実現する豊かで魅力ある学校
(2)目指す生徒
(1) 自分で考え、判断し、行動できる生徒
(2) 規律をまもり、社会性のある生徒
(3) 心身共に健康な生徒
(3)目指す教師
(1) 生徒が好き、生徒の持っている力を最大限伸ばすことをあきらめない教師
(2) アンテナを高く、専門性を磨く教師
(3) 高い学校経営参画意識を持ち、組織的活動ができる教師
(4) 前例を分析し、前例を超える実践を試みる教師

4 特色ある教育活動
(1)小中一貫英語教育
(1) 9年間一貫したカリキュラムによるコミュニケーション能力の育成
(2) 少人数指導の実施とALTとのTTの活用
(2)生徒会活動
(1) 地域ボランティア活動
(2) PTA支援による奉仕活動
(3)日本の伝統・文化教育
(1) 三味線・琴(選択音楽)える実践を試みる教師


5 中期的目標と
      今年度の取り組みの目標方策
(1) 学力の定着
(1) 基礎学力の定着
   ・生徒の学力達成状況の把握と改善計画の作成
   ・授業評価(年2回)の分析と指導法改善
   ・家庭学習の充実
(2) 評価の精度を高める
   ・評価方法の工夫
   ・到達目標到達を目指した、授業と学び方の指導
(3) 総合的な学習の時間における情報活用能力と発表力の育成
   ・指導方法改善、評価規準に準拠した評価
(4) 道徳的な心情の涵養と道徳的実践力の育成
   ・道徳授業指導法の改善
   ・道徳地区公開講座・PTC交流会の充実
(2)深い生徒理解に基づいた生活指導
(1) 基本的な生活習慣の確立と落ち着いた学校生活
   ・規範意識の涵養
   ・家庭と連携した生活習慣の確立
   ・いじめ防止プログラム(生活アンケート等)の実施
(2) 教育支援教育の充実
   ・教育支援部会(週1回)の充実と外部機関との連携
   ・個に応じたサポート体制づくり
   ・学習指導員の活用
(3) 生活指導は授業から
   ・魅力ある授業への改善と個に応じた指導
   ・学習集団の育成と学習規律の確立
(4) キャリア教育
   ・3年間進路指導計画に基づく指導
   ・職場体験学習等体験学習の充実
(3)特別活動
(1) 自発的、自治的な生徒会活動の推進とリーダーの育成
   ・ボランティア活動の推進
   ・学区域PTAと連携した「おはようdeあいさつ」運動
   ・生徒会活動の活性化
(2) 学校行事を通して集団への所属感を深め、達成感を体験させる
   ・体育大会、合唱コンクール、作品展の充実
(3) 地域や学区小学校との交流活動で地域社会の一員としての自覚を育てる
   ・「プレ中学生体験」「小学校学習ボランティア(仮)」等の実施
  (3)地域に根ざした小中一貫教育校 ―コミュニティースクール−
(1) 三中学区小中一貫校教育課程作成
(2) 三中学区運営委員会
   ・コーディネーターを中心とした組織(教務部、生活指導部、研修部、キャリア指導部)運営
(3) 学校運営連絡協議会への移行と三中学区のコミュニティースクールの開設
   ・学校評価部による外部評価の実施
   ・サポート部による学校教育活動の支援
   ・地域部による地域交流と「若みどり」「三中学区小中一貫教育校だより」等情報発信


5 本年度の目標
  (1)三中学区小中一貫校開設準備
(1) 実施方策に基づく教育課程編成と運営組織編成
(2) 学力向上のための教科研修会(指導法改善、カリキュラム改善)と健全育成のための研修会、
   及び開園準備分掌四部会実施(年10回)
(3) 三中学区学校運営連絡協議会(=小中一貫校開設準備委員会)実施(年10回)
  (2)授業改善
(1) 授業評価方法の改善(評価冊子の活用)と授業改善
(2) 小学校との交流授業の実践と指導法の研究(三中学区小中一貫研修会)
(3) 外部研修への積極的参加
  (3)教育目標「時間を大切に」
(1) 遅刻ゼロをめざし、全校集会定時開始など5分前行動のための手だて
(2) 行事等全校集団活動を通して礼儀や規律の確立
(3) 学習習慣の確立
  (4)学校評価システムの改善
(1) 学校評価活動(保護者・生徒アンケート、学校自己評価、授業評価、
   学校運営連絡協議会評価)の一元化
  (5)教育支援活動の充実
(1) 教育支援部会(週1回)
(2) 「教育支援を必要とする生徒のいる授業」の研究
(3) 学習指導員の活用
   
  (6)生徒会活動の推進
(1) 地域ボランティア活動の組織的推進(年12回)
(2) PTAと連携した「おはようdeあいさつ」運動の実施(年5週実施)
  (7)家庭と連携した家庭学習充実のための手だて
  (8)中学生の居場所づくり(フリースペース)での生徒の主体的活動の開始
  (9)教育支援学級(固定級)開設準備
  (10)標準服の変更(平成21年度)準備
各教員、学年・分掌等ごとに以上の本年度の目標を検討し、具体化し、実践を進めることで教育目標の具現化を図ります。