平成16年度4月の保健目標 

自分の体のようすについて知ろう

4月のすこやかタイムより

◎自分の体のようすうについて知ろう  

 4月の保健目標は「自分の体のようすについて知ろう」です。明日から健康診断が始まります。健康診断は、自分の体の状態を知るチャンスです。みなさんが自分の体に関心をもち、体を大切に考え、健康に生活しよういう気持ちをもつことが、健康への第一歩になります。健康診断を積極的にうけて自分の体の状態を知りましょう。
 健康診断は、みなさんが元気に学校で勉強したり運動したりするために、バランスよく成長しているか病気がないかを調べ、病気を早く見つけ、早く治療をするために行います。毎年行う大切な行事の一つです。一つ一つの検診や検査には大切な意味があります。検査の方法を間違えると正しい結果がでない場合がありますので、先生の話をよく聞いて、正しく受けましょう。
 明日は3・4・5年生の身長・体重・座高の計測と、視力検査・聴力検査があります。あさっては1・2・6年生です。今年はやり方が変わりますが、今日配布した「すこやか」をよく読んで、先生の話をよく聞いて、正しく受けましょう。
 今日は「健康診断は、自分の体の様子を知るためや病気を早く見つけるためのとても大切な行事です」という話をしました。
 

◎一斉計測から 

 今日は、3・4・5年生の身体計測と視力検査・聴力検査がありました。身体計測をすると友だちと比べて、大きい・小さい・太っている・やせているなどが気になりますね。身長や体重がのびる時期は、人それぞれ違うので友だちと比べて心配する必要はありません。
 また、体のことで友だちをからかったりすることはとてもいけないことです。自分が気にしていることを他の人から言われるのはとても傷つきます。自分を大切にするように友だちの心や体も大切にしましょう。

 高学年になると女子は、特に身長や体重が大きく伸びる時期があります。体重も増えますが大人の体に近づいている証拠ですので、太ったなどと心配しないでください。中学生になってから伸びる人もいます。身長や体重のバランスは、健康カードの裏にある肥満度のグラフでわかります。保健室にもありますので気になる人は見に来てください。
 今日・明日の身体計測の結果は、人と比べるのではなく、自分の成長をみてください。そして、元気に丈夫な体に成長するために、自分が気をつけることは何かを考えましょう。みなさんは体がつくられる大切な時期にいます。早寝早起きをしたり、好き嫌いをしないでなんでも食べたり、外でたくさん運動したり、遊んだりして、健康な生活を心がけましょう。

◎尿検査で何がわかるの? 

 今日は、みなさんが朝もってきた尿検査の話をします。尿とはおしっこのことです。おしっこの検査なんて恥ずかしくていやだと思う人がいるかもしれませんが、尿検査はとても大切な検査です。尿検査で大きな病気を早く見つけることができるのです。
尿は腎臓というところで作られます。腎臓は、握りこぶしくらいの大きさで腰のあたりの右と左に1つずつあります。腎臓では血液の中からいらないものをこして、まだ使えるものと尿として体の外にすてるものとにわけます。腎臓で作られた尿は、管をとおり、お腹の下のほうにある袋にためられてから外に出ます。
 腎臓や尿の通り道に病気があると、尿の濃さや尿に含まれているものが健康な子どもとは違ってきます。尿は、腎臓の病気の情報をたくさんもっているので、尿を調べるのです。   
 腎臓の病気の多くは、気づかないうちになっていて、自分やまわりの人が気づく頃には病気がかなり進んでしまっていることもあります。腎臓の病気になると、運動をしてはいけないときもあります。食事も食べてはいけないものが出てくることもあります。気づかずに病気が進んでしまうと治療も難しくなります。
 だから、尿検査をして病気を早く見つけて早く治療を始めることが大切なのです。尿検査で病気がわかり、治療をしながら元気に学校にきている子どももたくさんいます。尿検査で二次検査や精密検査になったときは心配しないで、すぐに検査を受けましょう。
 今日は、尿検査は腎臓の病気を早く見つけるためのとても大切な検査だという話をしました。

視力検査から目の健康について

視力検査の結果はどうでしたか。視力が下がった人もいれば、前回よりよく見えていた人もいました。視力が、BCDの人には眼科の受診のすすめの手紙をわたします。視力には近くがよく見える人もいれば、遠くがよく見える人もいます。学校では詳しい検査や治療はできないので、手紙をもらった人は眼科で診てもらいましょう。
 さて、みなさんは普段目を大切にしていますか。視力検査でよく見えた人も自分の生活を振り返ってみましょう。
 例えば、本を読んだり、勉強したり、パソコンをしたりするときはどうでしょうか。部屋の明るさや姿勢を気にしていますか。学校では照度検査という明るさの検査をしています。3階の教室は特にノートパソコンを使うので昨年の夏に蛍光灯を増やして明るくしました。
 家ではどうでしょう。部屋の電気をつけるだけでなく、電気スタンドをつけて勉強したり、パソコンをしたりしていますか。ノートやパソコンの画面に影ができたり、日光や電気の光があたってまぶしくなったりしていませんか。まぶしくても暗くても目にはよくないのです。暗い部屋でゲームをしたり、テレビを見たりするのも目によくありません。
 姿勢はどうですか。寝転がって本を読んだり、肘をついたり、背中を丸めて学習やパソコンをしたりしていませんか。
 目を使う時間はどうでしょう。テレビを続けてみたり、パソコンを長い時間続けてしたり、ゲームに夢中になって何時間もしてしまうことはありませんか。
 学校だけでなく、家でも目を特に使うときには、明るさ・姿勢・時間に気をつけて、今ある視力を大切にしましょう。
 すこやかタイムで遠くを見るのは、みなさんに「目を大切にしよう」という習慣をつけてほしいからです。すこやかタイムのときだけでなく、ときどき遠くをみたり、十分に睡眠をとったりして疲れた目を休ませましょう。