




詩人:三木露風
(高山小校歌作詞者)

高山小学校の校歌の制定
詩人三木露風は、昭和3年以後30年余りの後余生を、三鷹市牟礼で過ごし、生まれ故郷の龍野に次ぐ「第二の故郷」として深く愛していました。「三鷹村」であった当時のこのあたりは、高山といわれた緑深い丘、虫や草花の生息する雑木林、一面のレンゲ田や玉川上水の豊かな水に恵まれた、美しく静寂な情景でした。昭和34年、緑あふれる三鷹の地に、高山小学校が誕生しました。
地域の願いをこめた高山小学校にふさわしい校歌の制定に向けて、当時のPTA副会長が、露風先生への打診役となりました。高名な詩人故、受諾を危惧しながらの申し出でしたが、快く校歌の作詞を引き受け下さいました。
露風先生は何度も学校を訪れ三階建ての校舎屋上からの景色を眺めたり、校内を隅々まで歩いたりしては詩想を練られました。度々のその姿を、子どもたちは期待を込めて見つめていたといいます。作曲はかねて親交のある近衛秀麿先生に託されました。 (Y.S)